住宅設計に携わり今まで100棟近く設計に携わってきた私が考える「子供の五感を育む家」の話をしたいと思います。
私が子育て世代のクライアントの住宅を設計する際はあえて提案しませんが設計趣旨のベースとして「子供の五感を育む家」になるよう計画しています。それは子供ひいきした家を設計する訳ではなく、子供の五感を育む家は人が居心地の良いと感じる家だと考えているからです。
ここからは具体的に何を考えて設計しているかお伝えして行きます。
自然光をできるだけ取り入れる
家の設計や配置を工夫して、できるだけ自然光を取り入れるようにします。これには環境シミュレーションを利用しつつ、大きな窓や明るい色の壁、開放的なレイアウトなどが有効です。自然光は視覚を刺激し子供の目の発達に役立ちます。もちろん太陽光が入る家の方が気持ちがいいですよね。
回遊性のある空間
子供が自由に動きまわりたくなる空間を計画することが多いです。部屋を細かく区切るのではなく、できるだけ大きく回遊性のある空間にしてあげることで子供は自然に居心地の良い場所をいくつか見つけ遊び始めます。これは大人でも日常生活で自然にやっていることですが、自分の居心地の良い場所を知ることは大人への成長する上でとても大事なことと考えています。
自然素材の使用
家具や床、壁などにできるだけ自然素材を使用することは子供の触覚と嗅覚を育む上でとても大事なことです。
子供は匂いに敏感なので注意したいところです。
子供は匂いに敏感なので注意したいところです。
気配が伝わる空間
家族の気配が感じられることで子供は安心できます。お母さんが料理をしている音、お父さんがキーボードを叩いている音、子供がブロックで遊んでる音、見えないけど邪魔しない程度に気配で伝わる家は子供だけでなく親にとっても安心できる家になります。それにはできるだけ部屋を区切らずにオープンにしつつ環境シミュレーションでどこにしても居心地の良い室温や快適性を検討する必要があります。
食事の場所は大切に
家族が一緒に食事を楽しむ場所を大切にしています。食事は五感を刺激し、家族の絆を深める機会でもあります。居心地の良いダイニングスペースを設け、食事を通じて発見や喜びがあると良いなと思っております。
これが私が設計する上で大切にしている大きな部分です。共感していただけたでしょうか?
小さい部分で大切にしていることはたくさんあるのですが書ききれないのでこのくらいにして起きます。
これがあなたの家づくりの参考になれば幸いです。
これが私が設計する上で大切にしている大きな部分です。共感していただけたでしょうか?
小さい部分で大切にしていることはたくさんあるのですが書ききれないのでこのくらいにして起きます。
これがあなたの家づくりの参考になれば幸いです。