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【インタビュー】要望を聞いてくれない?建築家の妻に、自邸の住み心地を本音で聞いてみた。

2026.02.04(Wed)

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目次

  1. 「外干し」を却下された妻の本音
  2. 「高級な家を見ても、羨ましくなくなった」。妻が辿り着いた本当の贅沢
  3. 築45年リノベ、冬の寒さは大丈夫?
  4. 3Dパース通り? 想像以上? 建築家の提案と「住んでみた答え合わせ」

「外干し」を却下された妻の本音

私:それでは「建築家の妻に自邸の住み心地聞いてみた」というインタビューをしたいと思います。
まずは、この家で家事がしやすいなって感じる時はありますか?
妻:家事は……うーん、やっぱり料理?キッチンが広いので作業スペースが広いから、それがやっぱすごいやりやすくて。
なんか食材全部出しちゃったり、切ったものも置いとけたりっていうのがやっぱりやりやすいし、あとはやっぱリビングが見えるから子供の様子も見ながらできたり……意識しなくても子供が目に入るっていうのが大事かなって思ってる。
私:そうね。キッチンは幅が3.5メートルぐらいあるけど……作る順番に食材を出し入れせずに、全部出して効率よく料理ができるのは便利だね。あと二人並んで調理できるしね。

※建築家の視点: 一般的なキッチンの幅2.5mほどですが、我が家は3.5m確保しました。それにより二人で作業してもあまりあり、調理のしやすさが、調理の楽しさにも繋がると考えました。結果的にそうなっている気がします。

あと他の家事だと、洗濯とかはどう?
洗濯乾燥機を使ってるから基本的には洗濯から乾燥までされるけど、ただモノによっては干す物もあるよね。
妻:そうだね。シワにしたくない服は干してる。
陽当たりが良いから階段の吹抜けに室内物干しスペースを作ってくれたけど、良く乾くから良い感じ。あとは手摺りのところに布団とか、布団カバーとかも干せるしね。
私:室内の物干し空間をサンルームっていうんだけど、階段の吹抜けを利用したサンルームにしてみて良かった。
妻:はじめから外の物干しを要求したのに結局作ってくれなくてなんで?って思ってたけど(笑)なんか花粉とかもあるから、今は室内干しでもいいなって思う。
私:そうだったね(笑)外に物干しをつくるとどうしても見た目も良くないから、できれば作りたくなくて。今の室内干しで生活してみて、どうしても欲しいと言われたら作ろうと思ってたけど、良かった(笑)

※建築家の視点: 一見、私のエゴに思えるこのやり取りですが、これまでの住宅設計の経験から、このサンルームで物干しは十分で、共働きの自分達にはこれが最適解と考えてました。妻にはまず体感してもらい不満があればより良い対応をしようと思ってましたが、概ね満足しているようで安心しました(笑)

「高級な家を見ても、羨ましくなくなった」。妻が辿り着いた本当の贅沢

私: それでは次の質問、この家で過ごす時間の中で、贅沢だなとか幸せだなって感じる時はある?
妻: うーん…贅沢…でもやっぱみんなでご飯食べてる時とかかな。
私: そうだね。料理を作る時間から食べ終わるまでの時間とか、ゆっくりしてる時間も含めて、家は広くなって物理的な距離はもちろん広がってるんだけど、なんか一緒にいる感覚は前の家よりあるよね。 あれは不思議。
家って所詮、箱だから家の中でどんな営みが生まれるか考える必要があって、何が幸福感を上げるか真剣に考えたから今の結果があるのかもね。
妻:そうね。例えばお金かければもちろんすごい家ができるじゃん。
床もなんか高級な素材を使ったりとか。まあ色々できるけど。最近なんかそういう家を見ても羨ましく思わないっていうか。
別にそんなところじゃ決まらないよっていう感覚はあるかな。
私:なんか良い話…もうちょっと聞きたいな。
なんでそういう感覚になったの?この家の何が影響してるのかな?
妻:うーん…壁とか床とかの材料かな。
私:確かに全体的に素朴な素材でラフにできてる家だよね、ほぼ下地材で出来てるし(笑)これで十分みたいな経験したからかな。
妻:色々こだわり出したらキリがないしね。お金のある人が家建てる時って逆に大変だろうなって思う。
その点、うちはあんまりお金をかけずに自分たちの合った暮らしができてるから満足してるかな。
私:お金の話で言うとキッチンは少しお金かけてるんだよね。
妻:コンロとか?
私:そう。お気に入りのコンロ入れたり、水栓を入れたり、大きいステンレスの天板をオリジナルで製作したり。
僕らの暮らしが料理とか食事を中心にしてるから、そこはお金かけようって考えたけど、そのメリハリが良かったのかなと思っててる。
この家は大事なところはちゃんとお金かけて、それ以外のあんまり気にならないところは最低限いいやっていう考えだよね。
妻:うんうん。

築45年リノベ、冬の寒さは大丈夫?

私:それでは次の質問、広い土間があったりするけど暑さ寒さは実際どうだった?
妻:2階が陽が当たるっていうのもあるけど冬は思った以上に温かいね。
私:そうだね。2階と1階に1台ずつエアコンがあって、それぞれの季節、冬は1階のエアコンを回して、階段の吹抜けを通して温かい空気を2階に送って家全体を温める。逆に夏は2階のエアコンを回して1階まで冷やすみたいな、空調計画をしてるんだけど。断熱性能を高めてリノベーションしただけあって、築45年の中古戸建てとは思えないぐらい温かいよね。
妻:そうだね。夏は良かったけど、玄関が広いから冬はすごい寒いんだろうなと思ってたの。
私:そんな想像してたらすごい温かいでしょ。
妻:うん。あとやっぱ玄関広いと、なんか思った以上の解放感がある。
私:よく公共施設の入口に入ると吹き抜けてたりするじゃない?ああいうのアトリウムって言うんだけど、広い玄関土間と階段の吹き抜けがアトリウム的に連続していて開放的な空間になってるよね。
妻:洗面所あたりからこう見る階段とか障子とかの景色もすごい好き。
障子とか襖とかがあるのがやっぱいいよね。
私:障子は元々障子が付いてた窓には元々の障子をつけるように計画してて、ただ和室的な空間は一つもないんだけど、それでもいい感じにまとまってるよね。
妻:そうだね。

3Dパース通り? 想像以上? 建築家の提案と「住んでみた答え合わせ」

私: それでは次の質問、僕から説明は受けてたけど全くイメージできなかった、みたいなところはある?
結構パースも見せてたからそんなになかったかな?
妻: そうだね3Dのパース?見てたから、結構ほぼほぼこの通りだよね。
私: やっぱこれ見ながら僕も設計してるからイメージの相違はあんまりないんだろうね。
私: じゃあ、これを提案してくれて正解だったポイントはある?
妻: うーん…キッチンは、すごい大正解だったなって思う。
私: キッチンの大きさ?
妻: キッチンが中心になるような家っていうので。私も、麦君も料理するから。やっぱキッチンが中心にあって、そのキッチンがすごい料理しやすいっていうのは、やっぱ生活する上ですごい大事だなって感じる。
あとは2階がリビングにしたっていうのも、やっぱ日当たりも良くて、眺めもいいし大正解だった。
私: 一番は確かにキッチンだよね。まあ実際キッチンを一番手をかけたというか、まあキッチンを中心に間取りを考えた部分があるからね。
妻: うん。あとはやっぱその、障子とか襖とか、桐の箪笥とかそういうのを再利用するっていうのが、そのおばあちゃんの家に対する、なんかリスペクトみたいなのも感じられて、実際にいいものだから。使い勝手もいいし。
なかなかそういう案って出ないから、すごいそれも良いなって思った。
私: そうだね。おばあちゃんの家に元々あった家具や建具を使ったのは、桐の箪笥と襖(ふすま)と障子(しょうじ)ぐらいかな。
妻: なんかね、まあお金かければ何でもできるんだろうけど、そうじゃなくて良いものは使っていくっていうのはいいよね。
私: そうだね。古いものが似合う家だよね。でも新しいものが似合わないかって言ったらそんなこともなくて。
古いもんも新しいものも、汚れたものも綺麗なものも、全部一緒になっても別に違和感がない懐の深さみたいなのはなんか感じる。
妻: うん、ほんとに。
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